自分に合う診療科目がどれなのかがわからない場合は、自己分析を行い、自身の長所や短所を考えるとよいとよく言われています。しかし、いくら自己分析をしても、それぞれの診療科目についての情報が十分になくてどこがベストなのかを決められないことがよくあります。
噂で聞いた情報や転職サイトなどに記載されている診療科目の特徴から判断して、自分の長所にぴったり合うと思う職場が見つかったとします。それでも職場に入ってみると、イメージと全然違っていて合わなかったということもあり得ます。
このように、自身の得意なことと診療科目のミスマッチを起こさないためには、自己分析だけでなく、仕事を自分で経験して判断することが大事です。
最初の職場探しでは、ジョブローテーションがあるところを探すことをおすすめします。いくつかの診療科目を経験し、他で働いている看護師の様子も目の前で見てみることが大切です。
もし職場内で診療科目を変えられるなら、自分に合うとわかったところに移りましょう。ジョブローテーションで経験した診療科目以外は選べないなどの制約がある場合には、あらためて職場探しをして転職すれば、自分に合う診療科目の職場で働けます。
実際に看護師として仕事を経験してから診療科目を選べば、最終的には自分に合う職場にたどり着くことができます。看護師が転職に成功するためのコツなので、診療科目選びから迷った場合は、ジョブローテーションのある職場にまず転職するのも一つの方法です。